医学科合格体験記 ~パート1~
医学科合格体験記 ~小学校編~
私は令和4年度に地方国公立医学部医学科に合格しました
ここでは、あなたのために私が今までどんな人生を送ってどんな勉強をしてきたのか紹介したいと思います
地方にいてそんなに勉強の情報が手に入らないという方などの参考になったら幸いです
1.経歴
まず私の高校までの進路を紹介したいと思います
地方幼稚園に入学
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地方小学校に入学
小学三年生から五年生まで公文に通う
小学五年生から受験勉強のために進学会に通う
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県立中高一貫校に入学
運動班に入部
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そのまま高校に進学
中学の部活引退後大学受験終わりまで
代々木ゼミナールサテライン予備校に入学
緩い部活に入部
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地方国公立大学医学部医学科に合格
2.中学入学まで
私は小学生で受験し上記の通り中高一貫校に入学しました
地方では中学受験をする人は少なく、周りと比べると少しは頭がよかったと思います
ではどうして私がそうなることができたか?
今振り返ってみると2つの重要な分岐点があったと思います
一つ目は
小学一年生で兄弟の影響で九九を無意識に覚えたことです
私には2つ上に姉がいて姉が小学三年生のときにお風呂に九九の一覧を貼って覚えていました
それを私は無意識に見て覚えました
その結果普通の小学生よりも2年早い頭の成長ができたことに加え、小学校の算数の勉強が簡単だと感じられるようになりました
簡単だと感じることができた、周りの人より自分のほうができる、と感じることによって勉強、特に算数が好きになりました
二つ目は
小学三年生に公文に行き始めたことです
行くまではただ勉強がちょっと好きな小学生でしたが、公文に行き始めることで明確に変わったことが計算量でした
初めの一年半ほどは算数だけをやっていてそのおかげで今でも使える技術計算の速さというものを身につけました
どのくらいの速さかと言うと例えば学校で扱っている計算ドリルなどはクラスで二番目に早い人のほぼ二分の一くらいの速さで終わらせることができるようになりました
また公文では小学五年生までに理解はしていませんでしたが、高校一年生くらいまでの数学を勉強しました
五年生からちょっとずつ受験を考えて進学会に行き始めました
多くの小学生は算数が最もつまずく科目になると思われるのですが私は算数が好きで得意だったので中学受験のためにわからなくて大きくつまずくということが記憶上ありません
そのまま進学会のカリキュラムにのっとって勉強を進め受験に合格しました
3.アドバイス
小学校の経験を通してあなたに伝えておきたいアドバイスとして二つほど紹介させていただきます
1つ 小さいころは勉強を好きになることを一番重視する
小さい時から多くの方が子供に頭がよくなってほしいからという理由で勉強ばっかさせてしまうことがあります
しかし私は勉強する量よりも、小さい頃は勉強の楽しさに自ら気づくような勉強をさせてあげることが良いと考えます
2つ まず算数、特に計算問題を小学生のうちに多く解く
学生のうち最も苦手な人が多く、そして勉強に最も時間がかかるのは算数、数学だと思います
そしてこの科目が得意になるか、ならないかは正直に言って小学生で決まると思います
将来、楽できるように小学生のころからやるべきことは算数、計算です