鳩のたまご’s sdudy

未来の医師をあなたと共に

<親の皆さんに伝えたい>医学科に行くのは無謀な挑戦なのか。意外と身近な今の医学科

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皆さんは医学科と聞くと

頭が良くないと行けないんでしょ

やっぱりお金持ちの家庭のほうが行きやすいよね

医者の子供じゃないと

などと考えて初めから目指させることを諦めさせたりはしていませんか?

今回は医学科って正しい情報を得て、努力すれば行くことのできる場所なんだということについて話していきたいと思います

 

この記事では、現役医学生である筆者が未来の思いやりある医師を本気で作りたい!という目標をかなえるため皆さんに医師になるために必要なことや子供にしてあげたほうがいいことを書いていきます

 

意外と低い医学科の学力

やっぱり医学部と聞くと頭がよくてちょっと天才

まして地方から医学部に行ったなんてなると神童なんて呼ばれることも多々あります

しかし果たしてそんなにも医学科というのは難しい学科なのでしょうか?

例えば一般的に大学の難易度を表す偏差値を調べてみると医学科の中で最も偏差値の高い東大理Ⅲ東京医科歯科大学7673とほかに比べて飛び抜けています

おそらくこのような大学に本気で入るには少しは生まれつきの才能というのが関係してくるでしょう

そのため僕のような一般的な地方の人間にはたどり着かない目標であります

しかし医学科は国公立だけでもかなりの数あります

例えば徳島大学佐賀大学では偏差値67前後、また少し難しくはなりますが信州大学新潟大学では偏差値69前後です

これだけではそれがどのくらいなのかというのがわからない人もいると思うので他の学科の例を出すと偏差値60と言われると旧帝大学と呼ばれる北海道大学九州大学の一番下の学部くらいであり、偏差値65というと京都大学の下の学部が入ってくるくらいだといわれます

これだけ聞くとやっぱり医学科って難しいんだ、となってしまうと思います

しかしここには偏差値からではわからない難しいギャップがあります

それは何か?

簡単に説明するために京都大学の理学部と新潟大学の医学部医学科を比較してみます

この二校は偏差値的には似ています(サイトによっては違うこともあり)

しかし僕は新潟大学のほうが圧倒的に簡単だと思っています

なぜなら二校の受験に求められている才能が全く違うからです

京都大学の問題は超難しい問題をそれなりに解ける人が受かります

それに対して新潟大学ではちょっと難しい問題を完璧に近いくらいに解ける人が受かります

なぜなら解く問題がほとんど教育学部や理学部と同じだからです

つまり新潟大学には普通のことを普通にできる人が受かるのです

このことから言いたいことは地方医学科は偏差値的には京都や東北大学と同じに見えても、求められていることが違い、普通にちょっと頭のいい人なら受かることができるということです

 

 

 

小中学校で決まる?

しかし今までの偏差値的なことを聞いても、そもそも地方国公立大学ですら難しいと感じるんだから結局医学科なんて無理なんだ、と感じてしまった人がいるかもしれません

厳しいことを言うと医学科は人の命を扱うものです

そんな誰でも入れるような学部ではありません

しかしそれであきらめてもらいたくないから僕はあなたに書いています

しっかりと正しい知識を持って正しく動けば地方旧帝大学には受かる学力はつきます

その正しい知識とは、

結論から言うと医学科に行けるかいけないかは小学校、遅くても中学校で決まります

つまりよく受験生に向けて医学科に行くための勉強法みたいなのを見ますが、医学科に現役で行けるかいけないかは高校の勉強ではなく、小中学校までの教育によって決まってしまっているのです

詳しいことは下の記事で書いています

 

hatonotamaga.hatenablog.jp

 

 

 

親の考え方が子供の学力に大きく影響する

医学科には子供が頑張って勉強すれば行けるのでしょうか

その答えは50/50です

確かに子供が努力しなければ頭もよくならないし、受験にもうかりません

しかしその過程には親の言動、考え方が大きく影響します

そこでここでは気を付けてほしいことの中でも特に重要なことを二つ紹介します

 

・押し付けず遠くから見る

子供の頭がよくなるために最も大切なことは自分で考え行動することができる力があることです

自分の思い通りの子供に育ってほしいからと言って子供に自分の考え方を押してけていることはありませんか?

僕が周りの医学生を見てみると親がポジティブな家庭が多いように思えます

ポジティブで基本子供がやることは危険でなければ子供が思ったようにやらせてあげる

例えば勉強面においても三者面談などで先生に向かって「うちの子は大丈夫なんですか?」「学校ではちゃんと勉強してるんですか?」などと聞いている親はいません

しかし何も知らない状態でただ見ててあげてもおそらくずっとゲームをしていたりなど全く勉強しなくなってしまう可能性も十分にあります

その加減はとても難しいことですが、勉強の話をするとやっぱり最も効率がよく近道なのはゲームを好きになるように勉強も好きになってもらうことです

しかしそうなってもらうのはとても難しく頑張って子供に勉強させようとしても子供が勉強を好きになることはほとんどありません

ではどうしたらいいのか

その答えをこれから紹介します

 

・選択肢を持たせてあげる

どうすれば勉強を好きになるのか?

その答えは簡単に言えば周りよりも頭がよくなり子供が心の中でマウントをとれるようにすればいいのです

資本主義のこの世の中ですべてにおいて競争し点数・順位を付けられる中で、子供は友達よりも自分が秀でていて自慢できることを嫌いではないはずです

そしてこの状態に持っていくために僕は最終的には算数の勉強をさせることを進めます

その理由は多くあるのですがその前に子供が算数の勉強をしてくれなければいけません

そのためにはまず子供に勉強と思わないような勉強で好きなことを見つけさせることが大切です

例えば歴史の人物のマンガを買ってきて読んでくれるよう子供の近くにおいてみたり、100均で簡単だけど奥の深そうなパズルゲームを買ってきて一緒にやってみるなど、何より大切なのは頭を使ったり、新しいことを覚えることの楽しさを知ってもらう第一歩を作ることです

そのために強制せず自発的に楽しいと思えるように、選択肢をもの前に広げてあげる、それがまずやるべきことだと僕は考えます

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます
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