子どもの将来に必要な能力を考えて!!年齢によって変わる勉強方法
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例えば受験勉強をさせるから「算数 受験勉強 方法」などと調べてはいませんか?
そこにはもしかすると長い目で見ると間違った方法が混ざっているかもしれません
それぞれの年齢で適した勉強方法やその中で親ができること、というのはかなり異なっています
もし間違った情報を信じて、子どもに押し付けてしまっていると、子供の勉強に悪い影響を与えてしまうかもしれません
今回は、現役医学生の私がそれぞれの年齢に合った勉強法やそれが適している理由、親がすべきことを紹介したいと思います
幼児
独自性を育てる
幼児期の教育はその後の人生を大きく変えるほどの影響を持っています
しかし影響が大きすぎるせいで何が本当に正しいやり方なのか分かりずらくなってしまっている人も多いと感じます
勉強という面に限って紹介すると幼児期に大切なことは次の二つです
【1】0→1を作るきっかけを与える
当たり前ですが幼児は最初から何でもできるはずがありません
そのためまずは一緒に本を読んだり、数字を数えてみたりすることが大切です
小さいころは先入観がなくいろいろなことをすぐに覚えたり理解することが出来ます
子供が疑問に思ったことを小さいことでも優しく丁寧に説明してあげることがとても大切です
そうすることで子供なりに初めて学んだことに対して興味を持ったり、やり方を覚えたりするようになります
この自分で興味を持つことが後々の勉強などのやる気や気持ちに大きな影響を与えてきます
【2】自分の力で進める力を育てる
興味を持ちだすことが出来たら次は自分の力でどんどんと進める力を鍛えます
ここからは一緒に本を読む時間などを今までより減らして、自分一人で読むようにさせてあげます
子供は興味を持ったことについて何の抵抗もなくのめりこんでいきます<
そこに対してあなたがすべきことはそのサポートです
興味がありそうな本を買ってきてあげたり、足し算の問題を丸付けしてあげたり、読めない漢字・意味の分からない言葉を教えてあげたりします
これらを通して、今までの親と一緒にの勉強ではなく自分の力でどんどんやっていく力を身につけます
この力は勉強の最も重要な力で純粋な小さいころだからこそ鍛えられる力なのです
小学生
勉強力を鍛える
小学生になると今まで以上に友達や学校で過ごす時間が増え、色々な誘惑や環境に触れていきます
それはもちろん大きなメリットとなることがある一方で、勉強という面では非常にめんどくさい問題を引き起こしてしまうことにもなりかねません
というのも友達と遊ぶことでゲームというものに出会い、また今までは興味で進めていくことが出来た勉強もめんどくさいものという意識が生まれてくるのです
この誘惑が度を越してくると戻ることが出来なくなってしまう可能性もあります
ではこの小学校という時期を上手に使うために大切になってくることは何なのでしょう?
愛とムチならぬ楽しさと厳しさ
小学生の時期に教えなければいけないことは勉強そのものと勉強の楽しさです
小学生は自由にさせすぎると全く勉強をしないようになってしまいます
そのためある程度勉強を強制させる必要があります
そのために塾に行かせたり、家庭教師を雇ったりすることが有効な方法となります
勉強する環境や時間を整えてあげることで、誘惑に負けずに勉強する習慣が確立し、勉強する頭を作り出すことが出来ます
しかし勉強させたいがために、「勉強しなさい」とガミガミ怒ってはいけません
なぜなら怒りすぎてしまうと小学生で鍛えたいもう一つの目標を達成できないからです
その目標とは勉強を楽しいと感じてもらうことです
勉強が楽しいと思えるようになるには人それぞれ様々なことがあるのですが、勉強のできる大学生に聞いてみるとある程度共通点があります
それは
小さいころに親が点数が高いと喜んでくれた
や、
問題を解けたときが楽しい
などのきっかけをみんなが持っているということです
実際に私も算数の問題を速く解けて親に褒められたがために頑張れたと思います
勉強が楽しいと感じることができることは勉強の効率を上げるうえでかなり重要な役割を果たします
その準備を小学生のうちにしておく必要があるのです
つまり小学生ではある程度勉強を強制し学力向上に努めさせる、その中で上手にアメをあげることで勉強を好きにさせることが大切です
中学生
将来のことを考え、自ら行動する力を育てる
子供が大きくなるにつれて親の言うことを聞かないで自分で考えて行動することが増えてきます
そのため親が子供の勉強に声を出していくことが出来るのは中学校が最後だと思ってください
では中学生の子供に身につけさせたい力と子供のために親がしてあげられることは何なのでしょうか?
【1】将来のことを考える
勉強においても最も大切なことは自主性です
人に言われたからとかやらなきゃいけないからという勉強はきっかけであるくらいならいいのですが、それを続けてしまうと効率が著しく下がってしまいます
やはり自分で「この勉強がしたいから」とか、「成績を上げるためにはこの勉強が必要だから」など自分がしたい・する必要があると感じる勉強をすることのほうが効率が上がることは間違いありません
このような勉強を高校生でしていくためには子供の中で将来の夢やなりたい職業を決めてなければいけません
高校生の勉強のためなら高校生になってからでもいいのではないか、と考える人がいるかもしれません
しかし実際に高校生になってみるとやりたい勉強や、部活などに時間を取られ、真剣に将来について考える時間は意外と取れません
そのため中学生のうちに将来について考え、子供自らそこに向かって動き出すことが大切なのです
【2】時間のかかる勉強を続ける
将来のことを考えているだけでは、いざ医師になりたい・弁護士になりたいなど高い目標ができたときに学力を理由に諦めてしまうことになってしまいます
それを避けるために中学生では特に時間のかかる数学や英語の勉強を子供にさせ続けなければいけません
させると言っても毎日部活から疲れている目をこすってやらせる必要はなく、3年間細く長く勉強をさせていくことが大切です
そうすることで時間がかかるがために子供の中では苦手意識が芽生えてしまう科目も高校に入るころには時間というものが解決してくれるようになります
そこで親がしていくべきことは自分ではやらない英語などの勉強を塾などを通して、週一でも勉強するようにさせていくことです
中学校は主に高校生になって本気で勉強が出来るようにするための準備時間であり、そのために、将来の準備とそのための最低限の勉強が必要となってきます
高校生
自ら考え、実行していく
高校生になると、ここまで紹介した勉強方法をしっかりと実現できていれば、自立性がかなり確立しています
そのため子供は自分で考えて勉強をすすめ、自分で問題点を改善していくことが出来るようになっているでしょう
そんなときに、親がしていくべきことは何なのでしょうか?
サポート&選択肢の提示
高校生の子供のために大切なことは、迷惑をかけない程度にサポートをしていくことです
小学生の時のようにこれをやりなさい、あれをしなさいなど口をだすことは高校生の子供にとって迷惑でしかありません
そのため子供が勉強の面はもちろん困っているように見えた際に、さりげなく救いの手を差し伸べる準備をしておくことが大切になります
具体的には、参考書をできるだけ買ってあげられるようにしたり、子供が塾や予備校に行きたいと言い出した時に行かせてあげられるように、色々な塾の紹介ができる準備をしておくことです
他にも勉強を自分の力で進めていくには多くの精神的力を必要とします
時には、勉強をする気が起きなくなって投げ出したくなる時や孤独に感じて病んでしまう時もあります
そんな時に、勉強していないと怒るのではなく、自然と話が出来るようにしておくことがとても大切になってきます
このように自分で頑張る子供の最も身近なサポートをすることが高校生では大切です
子どもにはその時期に合った勉強方法というものが必要でその時期ごとに対応していくことが子供にとってとても大切になってきます
そうはいっても子供が、勉強が嫌いでもうどうしていいか分からない
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